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【2022年度】介護業界11年目!ユニット型特養の介護課長の給料は〇万円?

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丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

今年度もやっちゃうよ~

2021年度に引き続き、2022年度も僕がもらっている給料を公開しちゃいます。
前年度、次年度は↓こちら。

介護の仕事を始めてからの年収の推移

2022年現在、介護を仕事にしてから11年目になります。
僕が介護の仕事を始めてから現在までの主な出来事と、年収の推移をご紹介します。

 年度 主な出来事
2012ユニット型特養の介護士に転職!
2013
2014
2015介護福祉士取得/ユニットリーダーに昇格/処遇改善手当(月1万2千円増)
2016
2017処遇改善手当(月1万円増)/ケアマネ試験に合格
2018ユニット型特養の施設ケアマネに転職!/年収ダウン!(笑)
【体験談】介護士からケアマネへの転職を成功させるためにやったこと
2019特定処遇改善手当(月4千円増)
2020施設長に昇格→上司に嫌気がさして施設ケアマネに転職!
【転職】仕事をやめたいのにやめさせてもらえないから強引に退職した話【体験談】
2021
丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

年収のグラフはこちら↓

※2012年は、転職のタイミングにより約11ヶ月分の年収です。

2018年でだいぶダウンしてるのは、転職によってボーナスが大幅に減ったのが原因です。月収はそこまで下がらなかった気がします。

2020年も同様で、転職で給料が下がったのと冬のボーナスがほとんどなかったので年収がダウンしました。

2021年度は、コロナの影響で法人全体の稼働率が落ちてボーナスに響きました。
まぁでも、この年収386万円が今の自分への評価なのかなーって感じもしています。

2020年度は精神的にしんどかったこともあって、給料公開の記事は書いてません💧

2021年度の働き方と2022年度の働き方

給料に大きく関わる部分なので、簡単に僕の役職や働き方をご紹介しますね。

僕は、ユニット型特養で施設ケアマネ+介護士って働き方をしています。
最初は、ケアマネ業務の合間に現場のヘルプに入っていたんだけど、いつの間にか逆転(;’∀’)
介護士として働きながら、合間でケアマネ業務をしてました。

2021年度は、コロナとの戦いでしたね~。
人手不足のところにヘルプに入るので、コロナ罹患者が出れば、そのユニットで頑張ります。

こういったピンチの時は、だいたい「やってやらぁ」って気持ちになるので、意外と「しんどい」とかはないんですよね。
緊急時なので、軽いミスだったらおとがめなしになるパターンがほとんど。今できることを全力でやればいいのである意味、気が楽です。

という感じで、良いように使われながら過ごしていましたが、年度末に転機が訪れました。

介護課長に昇進

うちの特養での介護課長の役割は、

  • 介護士のまとめ役
  • 看護師や相談員との調整
  • 備品管理
  • 人材採用、育成
  • 稼働率、加算など収入の向上
  • 人件費など支出の削減

などが主なお仕事になりそう。
今よりも運営、経営に近いポジションで仕事をする感じになります。
現場も人手不足なので、しばらくは介護士として現場に入りながらですね~

2022年度の給料(介護業界11年目)

さて、前振りにもうちょっとお付き合いを。
簡単に現在の僕のプロフィールを紹介すると、

  • 介護業界11年目
  • 社会福祉法人が運営するユニット型特別養護老人ホームに転職して2年目
  • ただし出戻りなので、今の施設は合計9年目
  • 役職は介護課長+施設ケアマネ
  • 所有資格は、介護支援専門員(ケアマネ)、介護福祉士
  • 首都圏在住

↓詳しいプロフィールはこちらをどうぞ。

諸手当、待遇について

基本給に加えて、手当としては変則勤務手当、資格手当、扶養手当、調整手当が合計で4.5万円。
交通費が実費。
宿直手当は回数×6,000円。
あとは超過勤務手当(残業)ですね。

宿直は、月に0~3回くらい。夜勤とは違って直接介護業務はないので身体的な負担は少ないですね。軽い睡眠不足になるくらいです。
超過勤務は、0~10時間。会議や委員会が増えたので残業ゼロは難しいですが、ゼロを目指してます。

サービス残業もほどんどないかな。
現場は、みんなで協力して定時で上がれるような雰囲気がありますね。
事務所勤務の日でも、終業時間から15~30分程度で上がってます。こっちはちょっと気合が必要です(笑)

公休は、きっちり休んでます。
会議などでの休日出勤は月に1回あるかないかって感じ。参加する会議や委員会が増えてシフトの調整が大変になりました。

有給は使いやすいと思います。
昨年度は、コロナの関係で全部使いました(笑)

と、いろいろ説明してきましたが、ここまでは施設ケアマネとしての処遇で、介護課長になると変わるところがありそうです。

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

以上をふまえて下記の金額をご覧ください

4月の給与

総支給額/25.9万円
手取り/19.7万円

すいません、、、
この金額は3月に働いた分なので、施設ケアマネとしての給料です。
よくよく見たら、宿直も残業もなし!
まさに素の給料って感じです。

そして、新年度を迎えた4月。
前述のとおり介護課長になりました(・∀・)

うちの施設は、ユニット型特別養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス、居宅介護支援事業所、地域包括支援センターが同じ建物内で運営されています。

簡単に組織図を説明すると…
施設長と副施設長が全体を統括した責任者で、介護課長は特養とショートの責任者って感じでしょうか。特養には介護課長の他に介護主任、看護主任、主任相談員がいて、デイ、居宅、包括にもそれぞれ主任がいます。

特養は規模が大きいので、介護課長をおいてるって感じですね。
特養を上手にまわしていくのが、介護課長の主な役割になっています。

具体的なお仕事は「#介護課長は何してる」でツイートしていますので、興味のある方はそちらもご覧いただけたら幸いです。

ブログ記事にも介護課長の仕事内容をまとめています。

5月の給与

総支給額/31.7万円
手取り/25.2万円

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

給料が上がりました!!

介護課長に昇進して、総額で約5万円弱ほど給料が上がりました(・∀・)

内訳は、基本給が約5万円アップと役職手当が3万円。
ただ、今まで調整手当が3万円ついていたのが0円になったので、トータル約5万円弱アップって感じです。

年収にすると60万円のアップなのでインパクトでかいですよね。
あとはボーナスしだいですが、いま稼働率がすこぶる悪いです。
その責任は、もちろん自分が負うことになるので、状況次第ではボーナスがないかも…。
他の職員のためにも、なんとか数字を上げたいところです。

また、介護業界の処遇改善について首相が発言したみたいですね。
ニュースになってました。

介護士は、国に生殺与奪の権を握られているんですよね。
社会福祉事業で働くってそういうこと。
もっともっと介護士をいたわってくれーい。

それはそうと、個人的には今が頑張りどころなので、頑張ります(・∀・)

6月の給与

総支給額/31.9万円
手取り/25.5万円

今月も夜勤、宿直はゼロ回。
時間外勤務は、10時間くらいですね。(申請したのは…。)

申請してないやつが20時間くらいあるので、お疲れ気味です🥺

外部研修は「介護福祉士の実習指導者」に参加してます。
あと2日間で修了。
他の施設の情報を聞いたり、意外なところでつながりがあったりで、いい経験になってますね。
やっぱり狭い業界だなーって思いました。

業務では、賞与の査定を頑張りました。

やっぱり人事考課が大事ですね~
うちの法人では、ガチでボーナスに直結します。

人事考課でイイ評価を得るには、いつもの働きぶりが大事なので、結局は毎日の積み重ねなんですよね。
何を積み重ねたら良いかわからない人は、こちら↓の記事をどうぞ(・∀・)

2022年夏の賞与

総支給額/30.0万円
手取り/24.4万円

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

ボーナスもらえて良かった(・∀・)

稼働率が良くない状態が続いていたのはわかっていたので、ボーナスが支給されてとりあえずホッとしました。お金がないと払えるものも払えないですからね。
支給額は、前年と同じくらいでした。

6月の給料のところでも少し書いたけど、うちの施設でのボーナスの決め方を軽くご紹介します。

  • 人事考課で個人の評価を決める。原則5段階評価(A~E)
  • ボーナスの原資をもとに、直接介護職員とそれ以外の職員とにわけて、C評価の基準値(給料何ヶ月分か)を出す
  • C評価の基準値をもとにABDE評価の基準値を決める
  • 人事考課で評価しきれなかった部分の調整をする

最終調整は、だいたい0.1ヶ月分前後させます。さすがに調整でB評価がA評価を上回ることはないので、やっぱり人事考課でイイ評価をもらうことが大事ですね。

あとは、処遇改善加算の関係もあって、直接介護職員の方が0.5ヶ月分くらいボーナスが良いです。
なので介護課長をしている僕よりもボーナスたくさんもらってる介護士さんがけっこういるんですよ。役職と給料にひずみがあるのは、なんだか納得いかないよな~。

7月の給与

総支給額/30.9万円
手取り/24.7万円

今月も夜勤、宿直なしでこの金額です。
超過勤務も数時間。サービス残業は平均で30~60分くらいですかね…。

それにしてもコロナの波がまた来てますね💦

ついさっきも職員から新たな罹患者が出る可能性があって、勤務調整の電話が来たところです。
ちょっとケアの質を下げていかないと、勤務が回らない状態まで職員の欠勤が増えてますね。

どうやって業務軽減するかの一例をあげると、就寝時の寝巻への更衣をしない、入浴は週2回のうち1回を清拭で対応、なんとか離床して食事を食べていた方をベッド上で食事介助、などなどです。

入居者さんには申し訳ないんだけど、職員の健康も守っていかないと共倒れになるわけにはいかないので。
早くピークアウトしてほしい、と切に願います。

8月の給与

総支給額/31.2万円
手取り/25.0万円

宿直0回、超過勤務は約5時間でこの金額だね。

コロナの自宅待機とかで、誰かしら欠勤がある状態から徐々に改善してきました。
何度も勤務変更がかかって大変だったなー
こういったところでフォローした職員には評価を上げたいですね。
ちゃんと人事考課の時にアピールしてくれれば良いんだけど…。

この辺あまりわかってない人も多くって。
上司はすべてを把握してるわけじゃないから、ちゃんとアピールすることが大事。
誰かの欠勤をフォローしたり、超勤したり、勤務変更に応じたり、お風呂頑張ったりしたら人事考課に書きましょう(・∀・)

そしてケアマネの更新研修がスタート。

先日、とりあえず前半戦が終了。
反省を活かして後半戦は前倒しで進めてます。

動画の視聴と、オンラインでのグループワークだから例年よりは負担は少ないかな。
わざわざ遠くの研修会場に行かなくていいので、移動がないのが楽でいいわ。

9月の給与

総支給額/30.6万円
手取り/23.9万円

給料は、大きな変わりないですね。超過勤務の数時間と落ち着いてます。
ただ、後から気が付いたんだけど宿直を勤務表に入れ忘れてたみたいで、2回宿直したのに宿直手当が入ってなかった💦💦
給料明細を見たのがかなり遅かったので、対応できず…。
めっちゃ損した気分。。。

季節の変わり目で、急に寒くなってきましたね。
準備体操を忘れずに、腰痛には十分気をつけましょ。

10月の給与

総支給額/30.5万円
手取り/23.7万円

給料はいつも通りですね。

ありがたいことにお仕事の時間で国際福祉機器展に行かせてもらいました。

時代遅れな施設にしないためにも情報収集が大事ですからね~
やはりICT関連の製品がだいぶ増えてきた印象です。
あとは、杖とか手すりとかいろんな福祉用具がどんどんオシャレになってますね。
単純にユーザーが増えて多様化しているので、デザイン性の高い製品が増えてきてるんだろうなって感じ。
見た目が素敵な福祉用具が増えたら、利用する人はもちろん、介護士も気分が上がるだろうなって思います。

11月の給与

総支給額/31.9万円
手取り/25.1万円

給料は大きく変わらず、宿直2回と超過勤務3時間ほどでこの金額。

世間では物価の上昇がニュースになってますが、うちの施設でもそんな話をチラホラ耳にするようになってきています。

特に電気代の値上げは、施設にとって大打撃ですね。
もともとの経費に占める割合が、人件費についで大きいのが電気代なんですよね。
しかも上がり幅がかなりデカい。

せっかく稼働率を頑張って売り上げをあげても、経費で相殺されちゃう。
ロシアは早く戦争をやめてくれってのと、国は電気代をなんらかの形で補助してくれって感じです。

12月の給与

総支給額/35.7万円
手取り/28.7万円

11月末にコロナ陽性者が出たので、現場のフォローにけっこう入ったなー。
もちろん事前の研修なんてないし慣れないユニットにいきなりだから、いつも以上に神経使うんだよね。かなり久しぶりに夜勤もやったからだいぶ疲れがたまりました。

ただ、感染対応ユニットに入った日数に応じて危険手当が支給されたので、それは良かったですね。自分は1.6万円ほどでした。

2022年冬の賞与

好きな具材はダイコン、卵、ジャガイモ、もち巾着

総支給額/25.0万円
手取り/20.3万円

金額は、ほぼ例年通りって感じかな。
コロナの対応で現場に入っていたので、最後の調整に関われなかったのが悔やまれるけど、まあしょうがないね。
処遇改善加算で毎月支給している手当の残金を調整するのは、夏のボーナスでやってるから、冬のボーナスは調整できる幅が少ないんですよね。
ほぼ人事考課の結果で自動的に支給額が決まります。

今年は、4月から介護課長をさせてもらってなかなかエキサイティングな1年になりました。
経験したことがないことばっかりだったので、しんどい場面もあったけどなんだかんだ楽しかったですね。

また来年もマイペースにがんばります(・∀・)

介護業界11年目、2022年の年収

12月の給与明細と一緒に「令和4年分 給与所得の源泉徴収票」が入っていました。
その支払金額というところを見ると年収がわかるんですね。

ということで、今年は…

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

年収443万円でした!

前年に比べると+57万円のジャンプアップ!

介護課長にさせていただいてベースが上がったのと、宿直をちょこちょこするようになったのが主な理由ですね。
ただ、うちの施設の介護主任とかユニットリーダーは夜勤をけっこうな回数してるので、勤続年数が長い職員だと下手したら自分よりも給料がイイ可能性もあるんだよなぁ。
しかも現場職員は処遇改善の3本建てでだいぶ優遇されてるからね。自分は、処遇改善は介護職員ではなくその他職員に分類されちゃってるので。

ま、なんにせよ介護の仕事を始めて一番年収が高い年になりました。
ここからさらに上げていくのは、介護報酬がガッツリ上がったりしない限りは難しいだろうなー。

1月の給与

総支給額/34.1万円
手取り/27.1万円

コロナで急な勤務変更がけっこうあって、3回ほど夜勤に入ってます。超過勤務は数時間程度ですね。

それから、年末調整で78,000円ほど返ってきたのでちょっとお得な気分。この金額は、上の手取りには反映していません。
以前は12月に年末調整の処理がされてた気がするんだけど、前年あたりから1月になってるな。
ま、お金が返ってくるならどっちでもいいんだけどね。

あいかわらず人手不足は続いてるし、慣れない仕事も多くってしんどい時もあるけど、その中でも楽しいことを見つけていきたいですね。

2月の給与

恵方巻は食べにくいから好きじゃない

総支給額/33.6万円
手取り/26.6万円

宿直4回と超過勤務が数時間。
年末年始の手当てが6,000円ほどでこんな感じ。
年末年始の手当ては、1回出勤で2,000円だったかな。

もうあっという間に年度末…。
どんどん時間の経過が早く感じるわ。

3月の給与

総支給額/33.3万円
手取り/26.4万円

宿直4回、超過勤務が数時間って感じです。
お給料としては特にかわりばえしませんね。
有給も無事に年5日間を消化しました。コロナ禍で長期間休まなきゃいけない可能性があるから、有給を使うタイミングがちょっと難しくなったね。その感覚も5類になったら変わってきそうです。

さて、次年度は立場がまた少し変わります。。。

あいかわらずマイペースに、自分らしくやっていけたらなーと思います。
今後ともよろしくお願いいたします(・∀・)

続き↓

給料公開
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この記事を書いた人

●ユニット型特養12年目
●課長(特養、ショート、デイ、居宅、包括)
●元ユニットリーダー、施設ケアマネ
●介護認定審査員、介護福祉士実習指導者、技能実習指導員
●介護福祉士、介護支援専門員

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