本当に安い?現役介護福祉士の給料・年収公開!【2015年度】

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お金
2015年度も、僕が実際にもらっている給料を公開しちゃいます!
2014年度の給料については「うわっ…僕の年収、低すぎ…?介護職の給料2014年度」を、いろいろな介護職の給料を知りたい方は「本当に安い?介護職の給料を徹底調査」をご覧ください。

介護職になって4年目、介護福祉士の資格を取りました!
ほとんど給料は変わらないけどねー。

2015年4月からは介護職の給料が月額1.2万円アップするなんて話もかなり大きくニュースで取り上げられました。

ついに決定!介護職員の給料12,000円アップ、介護報酬は2.27%ダウン。これで給料は上がるのか【2015年度/介護報酬改定】
3年ごとに改定される介護報酬ですが、2015年度は改定年にあたります。 高齢化にともない増大する社会保障費の抑制のために、介護報酬の2.27%引き下げが決定した。 と、2015年1月10日の日経新聞朝刊の一面トップで記事になっていました。 ...

僕が働く施設では、処遇改善金の支給は夏の賞与と一緒に行われるので現時点では給料は変わっていません。
その時になってみないといくら支払われるのか詳細がわからないので、ドキドキのボーナスになりそうで楽しみです。
まあ、あまり期待せずに待ちましょう。

諸手当、待遇について

諸手当、待遇は昨年度とほぼ一緒ですね。
資格手当が0.2万円アップした程度です。

諸手当

基本給に加えて、手当としては変則勤務手当、資格手当、住居手当、精進手当が合計で2.5万円と交通費が実費。
あとは超過勤務手当(残業)と夜勤手当(1回/0.5万円)ですね。

待遇

サービス残業はほとんどしていません。
休日は月/9日間きっちり休んでます。休日出勤はした事がありません。
有給は年間で5~8日ぐらいは使えてるかな。なかなか全部は消化できる雰囲気じゃないのが現状です。

これらをふまえて下記の金額をご覧ください。

2015年の給料

4月

総支給額/24.3万円
手取り/19.3万円

この4月から基本給が0.8万円上がってこの金額です。
実務経験によって自動的に上がる金額ですね。
新人が育つまでは、夜勤と超過勤務が多くなりそうです。
しかも有給が取りにくい…。

今年度も移動があって慣れるまではバタバタしそうですが、自分自身の健康にも気を使って仕事をしていこうと思います。

5月

総支給額/25.2万円
手取り/20.3万円

祝!手取り20万円越え。
嬉しいやら悲しいやら、この仕事をやり始めて約5年で初の20万円越えでございます。
特に夜勤や超過勤務が多かったわけでもなく(少なかったわけでもありませんが…。)、基本給と手当がちょっとずつ上がったおかげですね。

といっても、このまま現場の介護士をしていては、さらに大きくお給料が上がる見込みもないのでさらなるステップアップを目指しながら日々の業務に取り組んでいきたいですね。

近況としては、5月も人手不足でなかなか厳しいシフトでしたが、新人さんが育ってきているのが明るい材料です。
あと1-2ヶ月もすればだいぶ楽になるはず。
それを信じてしっかりと教育していきたいですね。

6月

総支給額/26.1万円
手取り/21.2万円

夜勤と超過勤務が多くって先月よりさらに手取りが増えました。
今年度は出なきゃいけない会議が増えたので、超過勤務手当が増えそうですね。
それでも7~10時間ぐらいに収まると思うので、他の業界で働いている人から比べたらかわいいものかもしれませんが。
ちなみにサービス残業はほとんどしておりません。

勤務的には新人さんもだいぶ育ってきて、シフトに少しづつ余裕が生まれてきました。
あと一人育てば有給を取っても現場がまわるようになりそう。

2015年夏の賞与(+処遇改善金)

総支給額/42.1万円
手取り/32.6万円

夏のボーナスの中に、処遇改善金1年分として19.4万円ほど支給されていました。
この処遇改善金は昨年度の分ですね。

1.2万円上乗せされたのは2015年度からなので、残念ながら今回支給された分には関係ありませんでした。
あーあ、上がると思ったんですけどね。勘違いでした。
処遇改善金が、毎月支給されている人は1.2万円アップの恩恵を受けているかもしれませんね。
とりあえず楽しみは来年度に取っておきましょう。

稼働率がやや下がっていたのできちんとボーナスが出るか不安だったのですが、例年通り支給されてよかったです。

7月

総支給額/24.7万円
手取り/19.8万円

やっぱり今年度は手取り20万円前後になりそうですね。

やっと新人さんも育ってきた思ったら、さらに新しい人が入ってきました。
ありがたいことですが、育つまでが大変。
もうひと頑張りするしかないですね。

夏だからですかねえ、最近疲れがたまっているのを感じます。

8月

総支給額/25.5万円
手取り/20.7万円

夏のお祭りも終わってやっとひと段落かと思ったら、9月には敬老の日がありましたね。
9月も頑張らなきゃなー、いつになったら落ち着ける日が来るのか。

昨年度に比べて確実に超過勤務が増えてます。
といっても、毎月10時間を超えたことはありませんけどね。

10月こそ、ひと息つきたいなー。

9月

総支給額/25.5万円
手取り/20.6万円

ひと息つくどころか先月は超過勤務が10時間超えちゃったー。(といっても全部で12時間程度ですが)
今の施設で働きだしてから初の出来事ですね。
出なきゃいけない会議が増えたことと、新人研修に関する業務が重なって超過勤務が増えてます。
でも、夜勤が少なかったのでお給料はほとんど変わりないですね。

やらなきゃいけないタスクに追われる日々からなかなか抜け出せません。
それが精神的なストレスになって体調を崩している気がするので、ちょっと無理して一気に仕事を片付けてみようと思います。

10月

総支給額/24.9万円
手取り/19.7万円

ゆるやかな体調不良に悩まされた1ヶ月でした。
変則勤務で週1回くらいのペースで夜勤もやっていると体調管理が難しいですねー。
なかなか回復しません。

仕事の方もタスクはだいぶ片付いてきたものの、これからは感染症が流行る時期ということで気が抜けません。
11月は、有給を取ってちょっと多めにお休みをもらっているので、心身ともにリフレッシュしたいですね。

11月

総支給額/24.4万円
手取り/19.2万円

11月はだいぶ休めたので、気力と体力が多少回復しました。

ただ、介護職員の退職が続いて人員不足。
職員の補充もままならずで、現場を回すので精一杯な日々を送っています。
人がいなけりゃ有給も取れないし。
せっかく回復した体調もあっという間にダウンしそうですね。

とはいえ12月は待ちに待ったボーナス!
今、空床が出てしまっているので、それがどこまで支給額に響くのかが心配です。
特養の場合、ひと部屋あくだけで施設の収入が大きく減ってしまいますからねー。
業務が大変になってもいいので、空き部屋が出たらすぐに次のご利用者さんを入れてほしいんですよね。
待機者はたくさんいるんだからさー。

2015年冬の賞与

総支給額/29.7万円
手取り/24.9万円

いやー出ましたねー、ボーナス。
昨年に比べると約2万円のダウンだったのですが、予想していたよりももらえてうれしいです。

悲しくなるから比べたくはないのですが、国家公務員の平均は65万円だそうですよ…。
中小企業では平均28万円という記事もありましたね。
平均並みにはもらえているということでしょうか。

国家公務員の冬のボーナス、平均65万8600円/日本経済新聞
中小企業の”冬ボーナス”、正社員平均28万7337円–パートに賞与「なし」が57%/マイナビニュース

このボーナスを使ってのんびりと旅行でも行きたいです。
まあ、そのための休みを取るのがこれまた大変なんですけどね。

12月

総支給額/25.3万円
手取り/20.0万円

2015年も何とか大きな事故などなく終えることが出来そうです。
今年の介護業界のトピックスとしては、4月の介護報酬改定がありましたが、現場で働く職員にとってはその影響を実感することはなかったですね。
お給料も今のところ影響は受けてないですし。

介護報酬改定に合わせて処遇改善手当も増額されましたが、うちの施設では1年分を夏の賞与と一緒に支給されるのでまだ変化なしでした。
これは来年に期待ですね。
処遇改善手当は、月/1.2万円の増額ですので単純計算で14万円くらいは増えるはず。

来年も介護士の処遇改善が進むといいですね。

ついに決定!介護職員の給料12,000円アップ、介護報酬は2.27%ダウン。これで給料は上がるのか【2015年度/介護報酬改定】
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介護士4年目、2015年の年収

今年も、12月分の給与明細と一緒に「給与所得の源泉徴収票」が入っていました。
これで僕の年収がわかります。
4年目の介護士である僕の2015年の年収は、361万円でした!

去年に比べて27万円ほど増えていますね。
4月から基本給が0.8万円上がったことと、超過勤務が増えたことが主な要因です。
来年は、基本給がほとんど変わらないと思いますので、年収アップにつながりそうなのは処遇改善手当くらいしかないですね。

1月

総支給額/26.3万円
手取り/20.9万円

超過勤務が減らない…。
おかげで手取りが1月も20万円を超えました。
うちの施設も例外なく人手不足ですよ、ほんと。

2月は29日間しかないけど公休は9日間のままなので多少楽なシフトかもしれません。
なんだか疲れが抜けない今日この頃、2月はのんびりしたいですね。

2月

総支給額/25.0万円
手取り/19.6万円

インフルエンザになった職員が出てしまい、シフトがてんやわんやしました。
あー大変だった。

事前にわかっている休みだったらいいんですが、インフルエンザの場合いきなり5日間とかシフトに穴が空いてしまうので、それを埋めるのがめっちゃ大変なんですよねー。
どの仕事もそうですが、やっぱり身体が資本ですね。
急な欠勤や早退がなく、シフトに穴を空けない職員は信頼感が高いです。

あっという間に今年度も終わりですね。
残念ながら、3月もゆっくりと仕事ができる状態にはならなそうです。

3月

総支給額/24.7万円
手取り/19.2万円

いやー、今月も大変でしたねー
インフルエンザの余波なのか、インフルじゃない体調不良で休む職員が続出。
穴埋めで疲労感マックスです。
それなのに給料は変わらないっていうね…。
ご利用者さんで感染症にかかる方がいなかったのは幸いでした。

自分自身は、今年度も何とか欠勤、遅刻、早退なく無事に勤務することが出来ました。
よかった、よかった。

1年を振り返ると、10人のご利用者さんが生活しているユニットで6人の方がご逝去された激動の年になりました。
重なるときは重なるもんですね。
こればっかりはどうしようもありません。

2016年度は穏やかな年になるといいなあ、と切に願います。

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この記事を書いた人

●ユニット型特養13年目
●課長(特養、ショート、デイ、居宅、包括)
●元ユニットリーダー、施設ケアマネ
●介護認定審査員、介護福祉士実習指導者、技能実習指導員
●介護福祉士、介護支援専門員

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