理想の介護をするにはチームワークが大切だ、というお話。
理想をもって仕事をするのはとても良いことですね。
が、ひとつ間違えると理想と現実とのギャップに苦しめられることになります。
介護の仕事はそれが起こりやすい気がしますね。
そのギャップを少しでも解消できるように自分の経験から書いてみました。
介護はひとりではできない
介護の仕事はひとりではできません。
複数のご利用者さんを長時間、場合によっては24時間365日みなければいけないからです。
だから複数の介護職員がチームを組んで介護をします。
良い介護をするにはチームワークが超大切。
個人プレイでは全く意味がありません。
自分の介護技術が上がればいい介護ができるというのは勘違いです。
介護技術があるにこしたことはありませんが、その対応をチームで共有してみんなが納得して統一できなければ無意味です。
良いチームとは
僕が考える、介護現場での良いチームとは以下のとおりです。
- お互いを信頼している
- 情報共有がスムーズ
お互いを信頼しているから情報共有がスムーズにいくので、大切なのは職員どうしが信頼できているかということです。
ひとりひとりの能力が最大限に発揮できる雰囲気づくりが大事ですね。
この辺はチームリーダーの役割が大きいでしょうね。
新人介護職員が信頼を得るには
新人介護職員は、良い意味でプラスマイナスゼロな状態です。
普通は日々の仕事を真面目にこなすだけで徐々に信頼を得ていくでしょう。
だから焦らないことです。
言われたことをきちんと理解して実行していく。
わからなかったらすぐ聞く。
これだけでOK。
この段階では薄っぺらい持論は必要ありません。
自分のやりたい介護は信頼を得てからです。
記録を残せたらなおGOOD
普段の業務に余裕が出てきたら、積極的に記録を残すようにしましょう。
良い記録を残すことで自分の仕事を認めてもらうことが出来ます。
えらい職員ほど記録にはしっかりと目を通していますからね。
何を書いたらいいかわからない段階なら、他の職員の記録をたくさん読みましょう。
そうすることで何を書いたら良いのか、ポイントを理解できるようになります。
発言力があるのは誰か見極めよう
効率よく信頼を得るには、発言力のある人に自分の能力を認めてもらうことです。
普通に考えれば、介護主任やリーダーに発言力があるのは当然です。
ただそれだけじゃないんですよね。
その職場によってまちまちですが、パートのおばちゃんだったり看護師さんだったり。
必ずしもその人の仕事の能力と発言力が一致しているわけではないのが面白いところ。
そこを見極めて発言力のある人から信頼を得られると、一気に仕事がやりやすくなりますよ。
まとめ
高い志を持った新人介護職員は、理想と現実とのギャップに戸惑うかもしれませんが、まずは現実をしっかりと見つめましょう。
自分の理想とする介護をしたいなら、みんなで力を合わせる必要があります。
そのためにはどうしても他の職員の信頼を得ていかなければいけません。
この順番を間違えると修正が難しくなっちゃうから気をつけましょう。
まずは信頼を得るのが大事です。
そのためには日々の業務を真面目に取り組むしかないんですよね。
こちら↓の記事では基本的なことをしっかりやって信頼を得る方法を解説しています。参考にどうぞ。
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