特養の採用担当者が教える絶対に失敗しない介護士の転職活動のコツ

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転職活動のコツ

転職って理想を追い求めていったらキリがないから難しいですよね。
それに、実際に働いてみないとわからないことが多いのも不安になります。

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

僕は30歳の時に未経験から介護の仕事を始めて、転職した経験は3回。
いまは介護施設の課長として人事を担当していて、求人を出したり面接をしたりしています。
経験をもとに、ちょっとでもみなさんの転職が上手くいくような情報をお伝えできたらと思います!

本当に転職する必要ある?なぜ転職したいのか気持ちを明確にしよう

転職したい理由がはっきりすると職場選びがしやすくなる

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

転職したい理由は何ですか?

例えば…人間関係が悪い、給料が安い、将来性が感じられる職場で働きたい、などなど。
いろいろな要因が重なっていることも多いですね。

改めて自分自身の気持ちと向き合ってみましょう。
ここで明らかにした転職したい理由が、職場選びの大きな指針になります。

転職を成功させる最大のポイントは『決意』すること

考えを整理するのにオススメの方法があります。
それは、

『いま○○だから、●●するために転職をする』

に当てはめて考えることです。

例えば…

  • いま職場が遠くて通勤時間が長すぎるから、通勤時間を短くするために転職をする
  • いま人間関係が悪すぎるから、人間関係のストレスをリセットするために転職をする
  • いま給料が安いから、給料を上げるために転職をする」

転職したい理由を明確にして、転職活動が終わるまで心に刻んでください。

そして、その決意を忘れないように「転職成功シート」を用意しました。
転職先の比較もできるようになっていますのでよろしければご活用ください。
(スプレッドシート版とエクセル版があります)

スプレッドシート.ver
転職成功シート

でも、一生懸命考えても、人の心は変わることだってあります。情報収集をしていくうちに、もっとこういうことを大事にしたいって思うかもしれません。
その時は、柔軟に。で、大丈夫ですよ。
目標を修正しながらベストな選択をしていきましょう。

この転職で手に入れたいものは何?優先順位をつけて計画を立てよう

ポイントをしぼって優先順位を考えよう

なぜ転職したいのかが明確になっていれば、優先順位も自然と決まってくるはずです。
まずは目標を設定しましょう。
ここでは(仮)で目標を決めて、情報収集をすすめながら調整していくのもイイですね。

詳しくは↓こちらの記事をご参照ください。

転職のタイミングを考えよう

優先順位と合わせて、転職するタイミングも計画しましょう。
だいたい3つのパターンが考えられます。

  • 思い立ったが吉日
  • 資格を取得してから
  • ボーナスをもらってから

面接をする側からすれば、次の職場が決まる前に辞めてしまうのは計画性がない人なのかなーと思って少し印象が悪いです。可能なら、転職先が決まってから退職の意向を伝えた方が良いですね。
介護福祉士などの資格取得を考えている人は、今の職場と転職先の資格支援を比較するのも良いかもしれません。シフト調整は現在の職場の方がやりやすい場合が多いと思います。

一番多いのがボーナスをもらってからでしょうか。
退職が決まった職員にどれだけボーナスが支払われるかは事業所の考え方によりますが、うちの施設ではわりと通常通りの査定で支給しています。

選択肢が多いほど転職の成功確率アップ!情報収集にベストを尽くそう

介護士が転職する時の情報収集5つの方法

少しでも良い条件の転職先を見つけるには、できるだけたくさんの求人情報を集めることが大事です。
転職を成功させるための一番の頑張りどころですね。
情報収集の方法としては以下の5つが考えられます。

  • ハローワーク
  • 転職サイト
  • 公式ホームページ
  • 見学
  • 派遣、単発バイト

ハローワークで相場をつかもう

なんだかんだでハローワークは一番求人数が多いので、全体的は相場をつかむのに適しています。インターネットでも十分に求人情報が見れるのでとりあえずチェックしてみましょう。
就業場所と希望する職種を入れれば簡単に調べることができます。

転職サイトで高品質な求人を探そう

次に転職サイトの活用もオススメします。
私は、2回目の転職をする時にミラクス介護とカイゴジョブに登録しました。転職サイトの求人情報の場合は、介護事業所が求人を出すのにハローワークよりもお金や手間がかかっているのでより品質が高い求人に出会える可能性があります。

「ミラクス介護」 介護のお仕事紹介

公式ホームページをチェックしよう

今の時代、どこの介護事業所でもホームページがあります。もし公式ホームページがないのであれば、時代遅れな事業所だと思うので、転職先としては避けた方が良いでしょう。
採用が上手くいっている事業所は、ハローワークや転職サイトに求人を出しませんが、公式ホームページでは募集していることが多いです。
「○○市 介護施設」などで検索すると、市のホームページで市内の介護施設一覧が確認できることがほとんどです。いろんなホームページを比較するのが良いですね。
ホームページを見る際のポイントとしては「パッと見の古臭さがない」「事業規模」「特徴や最近の取り組み」などを確認すると良いでしょう。

転職先の候補がしぼれたら見学しよう

見学はめちゃくちゃ大事です。
「転職を考えていて、見学をさせていただくことはできますか」と連絡を入れれば、多くの事業所で受け入れてくれると思います。

「雰囲気や環境などの第一印象」「職員の様子」「利用者さんの表情」「清掃が行き届いているか」など、短時間の見学で得られる情報は限られていますが、迷ったときに参考になると思います。
細かいところをチェックするよりは、全体的なイメージを感じ取るのが良いですね。人間関係などは実際に働いてみないとわからないですから。

派遣や単発バイトで見学以上の情報収集ができる

時間をかけて転職先を決めていきたい人は、派遣や単発のバイトなどで実際に働いてみるのもアリかも。
派遣や単発のバイトを使っているところなら、採用に苦労している可能性も高いので、気に入った事業所が見つかればそのまま転職するパターンも狙えます。

面接対策をして採用の確率を上げよう

情報収集を十分に行って志望する事業所が決まったら、求人に応募して面接です。
面接では、きちんと対策をすることで好印象を与えることができます。
以下の項目を確認しておきましょう。

詳しくはコチラ↓の記事をご覧ください。

目指せ円満退社!就業規則を守って退職を伝えよう

きれいに辞めるには就業規則を確認しよう

どの事業所でも「退職は○ヶ月前に申し出ること」のような文言で就業規則に定められています。
特別な事情がない限りは、必ずこの期限を守るようにしましょう。
どの業界も同じかもしれませんが、介護業界は狭いですし事業所同士のつながりもあったりします。
良からぬウワサが回って次の職場でマイナス評価をくらってももったいないですからね。

転職体験談や転職相談を参考にしてイメージをつかもう

わたしは、介護業界で3回ほど転職を経験してます。
それぞれ体験談を記事にしていますので、よろしければご覧ください。
どんな考えやタイミングで転職活動を進めていったのかイメージがつかめるかもしれません。

1回目の転職は、ハローワークの職業訓練で介護職員基礎研修の資格を取得してから、未経験でユニット型特養に入りました。
転職も初めてだったので、手探り状態で進めました。

2回目の転職は、ユニットリーダーを数年経験して夜勤がだんだんとしんどくなってきたので、ケアマネの資格を取って転職活動をしました。
居宅ケアマネを考えていたんですが、最終的には別のユニット型特養の施設ケアマネとして転職をしました。
この記事では、実際に履歴書にのせた志望動機や自己アピールも紹介しています。

3回目の転職は、施設ケアマネを経験した後に施設長に抜擢されたんだけど、上司とあまりにも合わなくて転職しました。
タイミングよく前職の施設の上司から連絡があって、施設ケアマネとして出戻りする形になったので、いわゆる転職活動はやっていません。

それから、簡単な転職相談もやっています。
未経験から介護士へ転職を考えている方のご相談です。

【まとめ】情報収集がとにかく大事。妥協しないようにしよう

選択肢が多いほど、転職の成功確率は上がります。
気のすむまでとことん情報収集を行って、選択肢を増やしましょう。

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ

みなさんが、より良い職場に出会えることを願っています!

この記事を書いた人

●ユニット型特養13年目
●課長(特養、ショート、デイ、居宅、包括)
●元ユニットリーダー、施設ケアマネ
●介護認定審査員、介護福祉士実習指導者、技能実習指導員
●介護福祉士、介護支援専門員

 »»プロフィール

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