「無資格はダメ?未経験者が介護士に転職する時に資格取得をオススメする3つの理由」という記事でも書きましたが、未経験者が介護士として働きたい場合は「介護職員初任者研修」の資格を取得してから転職(就職)をした方が良いです。
また、介護福祉士の受験資格には3年間の実務経験に加えて「実務者研修」の資格が必要です。
参考 初任者研修と実務者研修の違いはコレ!未経験者、経験者へのオススメは?
とはいえ、これらの資格を取得するには当然お金がかかります。
資格取得のためのお金は出来るだけ安くしたいですよね。
結論から書いてしまいますが『通える地域の資格講座をまとめて資料請求して、ライフスタイルに合った一番安い講座を選ぶ』のがベストです。
無料の資料請求をして比較するのが賢いやり方
資格の講座を主催している企業や学校によって受講料が大きく変わってきます。
「介護職員初任者研修」も「実務者研修」もスクーリング(通学)が必要なので、自宅からの通いやすさなどの条件も大事ですね。
資料請求は無料でできますので、必ず比較して講座を選びましょう。
【初任者研修】↓無料の資料請求のお申し込みはこちらをクリック
>>一番安く!介護職員初任者研修の資格を取る【資料請求/無料】
【実務者研修】↓無料の資料請求のお申し込みはこちらをクリック
>>一番安く!実務者研修の資格を取る【資料請求/無料】
『通える地域の資格講座をまとめて資料請求して、ライフスタイルに合った一番安い講座を選ぶ』のがベストですが、ひとつだけ例外があります。
それがハローワークの職業訓練(公共職業訓練、求職者支援制度)です。
条件やデメリットが気になるけど、ハローワークの職業訓練(求職者支援制度)なら無料!
ハローワークの職業訓練を受けるには、求職中でハローワークで求職登録をしていることが条件です。
また、授業料が無料であるというメリットの代わりに以下のデメリットも考えられます。
・テキスト代などは実費
・受講するために筆記試験と面接を受ける必要がある
・倍率が高く、選考試験で落とされてしまうことがある
・開講日程が限られており数が少ないため、希望の日程や時間帯が選べない場合がある
・欠席してしまった場合の振替えが受けにくい
民間のスクールの場合、土日コースや夜間コースがあり「働きながら」「育児しながら」資格を取得できる講座がたくさんあります。
ハローワークの介護講座は無職の人が対象ということで、土日や夜間の講座は基本的にないんですよね。
詳しく知りたい方は、お近くのハローワークでお問い合わせください。
というわけで、ハローワークの職業訓練は受講できる人が限られておりデメリットもあるため、民間のスクールを利用して資格を取る人が多いです。
それでまた『通える地域の資格講座をまとめて資料請求して、ライフスタイルに合った一番安い講座を選ぶ』話に戻るわけですが、ただ単純に最安値の講座を選んで大丈夫なのでしょうか。
最安値の講座にはデメリットがあるのか?
最安値の講座を選んでも大きなデメリットは無いと僕は考えます。
でも、あまりにも安いと不安になってしまうのが人間の心理というもの。
安い物にはそれなりの理由があると考えるのが自然ですよね。
各スクールの資格講座の資料を見比べるとわかるのですが、受講料にかなりの差があります。
まずは、実際にどれくらい差があるのかを見てみましょう。
学校名:ニチイ
受講料:95,000円(税込)
キャンペーン価格や各種割引制度(紹介割引・学生割引・受講経験割引・科目免除・ペア割引・グループ割引)あり。
受講修了しニチイに就業すると最大で15万円の受講料キャッシュバックキャンペーンあり。
学校名:三幸福祉カレッジ
受講料:59,500円~(テキスト代・税込)
開講教室・受講コースによって受講価格が異なります。
各種割引制度(実務者研修とのセット割引・紹介割引)あり。
学校名:未来ケアカレッジ
受講料:49,500円~(テキスト代・税込)
開講教室・受講コースによって受講価格が異なります。
※詳しい内容については、パンフレットなどで確認してみてください。
単純に比較すると4万5千円も差があります。
なぜ受講料に差があるのか、最安値の講座を選んで問題ないのかを考えていきましょう。
資格講座の受講料に差がある理由
資格講座の受講料は、主催者が自由に設定することができます。
受講料に関して、国などの公的な機関が定めたものはないんですね。
単純に言うと、資格講座の主催者の企業努力によって受講料に差が生まれています。
また、以下のように受講料以外の部分でのメリットを売りにしているスクールもあります。
・通いやすいカリキュラムの日程や振替授業の融通が利きやすい
主婦の方や仕事をしながらでも資格が取得しやすいように、通いやすい日程や万が一の振替授業があると安心です。
・通いやすい教室の立地
駅前の教室は通学に便利ですが、賃料も高いです。その分、受講料も高くなってしまうことがあります。
同じスクールが運営する講座でも地域によって値段設定が違うことがありますね。
・人材確保も目的にしている
介護業界最大手のニチイ学館のように資格スクールと介護事業を行っているところがあります。
ニチイの場合はネームバリューがありますので資格講座の授業料は高めですが、それ以外のところだと逆に人材確保のために授業料が割安になっていることがありますね。
このように単純に授業料の安さだけでは決められない点もあります。
これまでに紹介した以外で、安い講座のデメリットになりそうなポイントを解説していきますね。
値段によって勉強内容は変わるのか?
「介護職員初任者研修」や「実務者研修」のカリキュラムは、都道府県の定める実施基準に基づいて実施されるので、どこのスクールで受講しても講習時間や研修内容に関して大きな違いはありません。
というか、介護の仕事をする上で必要な「基本的な知識や技術」を学ぶところなので、そこまで違いは出せないんですよね。
実際の業務では、より個別性の高い対応が求められるので、資格取得後も働きながら目の前にある問題を解決するために勉強をすることになります。
だからといって基本を勉強することはムダではありません。
値段によって試験の内容は違うのか?合格率は?
研修修了時には1時間程度の筆記による評価試験があり、その内容は各スクールごとに違います。
試験と言っても落とすための試験ではなく、勉強したことが身についているかを確認するためのものですのでご安心を。
きちんと課題に取り組んでいれば誰でも合格できます。
合格率は公表されていませんが、ほぼ100%と考えて良いでしょう。
もし試験で基準点に達していなくても、補講や再試験があります。
受講者に資格を取得してもらうのがスクールの目的ですからフォローは手厚いです。
どのスクールで資格を取得したかで、就職の時に採用・不採用が決まってしまうということはあるのか?
どこで資格を取得したかは、就職の時に問題になることはありません。
ただし前述のように、資格スクールと介護事業を行っていて人材確保も目的にしている所だと、その介護事業者に就職はしやすいですね。
どうしても就職したい介護事業者があって資格講座もやっているなら、そこで受講する価値はあります。
それ以外だったら、どこで資格を取得しても同じです。
受講料以外に掛かるお金はあるのか?
受講料以外に掛かるお金は「テキスト代」「スクールまでの交通費」「昼食代」「自由参加の職場実習への交通費」「健康診断費」などです。
特に注意したいのがテキスト代ですね。
テキスト代が授業料に含まれているところと、別に取るところがあるので必ず確認しましょう。
受講料の安さ以外での講座選びのポイントは、受講期間と通いやすさ
最安値の講座でも大きなデメリットはないため基本的には安さで選んで問題ないのですが、スクールへの通いやすさと受講期間(日程)も大事ですね。
スクーリング(通学)には何回行くの?
「介護職員初任者研修」や「実務者研修」の資格を取るには、必ずスクーリング(通学)をしなければいけません。
自宅学習による通信講座だけではダメなんですね。
ですので、スクールへの通いやすさも大事です。
ここで気になるのが、どの程度のスクーリングが必要なのかということ。
結論からお話ししますと、「介護職員初任者研修」のほとんどの講座で15~16日間のスクーリングが設定されています。(実務者研修は7日間前後)
「介護職員初任者研修」のカリキュラムは下の表のようになっており、130時間の講義と演習のうち40.5時間が通信講座で学習が可能です。
残りの約90時間がスクーリングですね。
科目 | 通信でOK | 合計時間 |
---|---|---|
1.職務の理解 | 0 | 6 |
2.介護における尊厳の保持・自立支援 | 7.5 | 9 |
3.介護の基本 | 3 | 6 |
4.介護・福祉サービスの理解と医療との連携 | 7.5 | 9 |
5.介護におけるコミュニケーション技術 | 3 | 6 |
6.老化の理解 | 3 | 6 |
7.認知症の理解 | 3 | 6 |
8.障害の理解 | 1.5 | 3 |
9.こころとからだのしくみと生活支援技術 | 12 | 75 |
10.振り返り | 0 | 4 |
合計 | 40.5時間 | 130時間 |
スクーリングの時間は、午前中の9時すぎから夕方の18時前までが多いですね。
休憩時間を除くと1日につき5~7時間程度の研修を行います。
資格を短期間で取りたい、働きながら取りたい
「介護職員初任者研修」の一般的な受講期間は4か月間となっています。
スクーリングを週1回ずつ行うコースですね。
毎週月曜日や毎週金曜日など、設定された日に通うことになります。
16日間÷月に4日間(週に1回)=4ヶ月
という計算ですね。
その他にも、短期間で資格が取れる「短期集中コース」や仕事をしながらでも通える「土曜日コース、日曜日コース」など様々なバリエーションの講座が用意されています。
最短では、なんと約1ヶ月で資格が取れます。
この場合、週に4日間通うコースになりますね。
どのような日程で資格講座を実施しているかは、スクールによってさまざまです。
資料請求すると日程表も一緒に送られてきますので、自分に合った講座を探しましょう。
【まとめ】比較をして自分のライフスタイルに合った講座の中で最安値を選びましょう
出来る限り安く介護の資格「介護職員初任者研修」「実務者研修」を取るには『通える地域の資格講座をまとめて資料請求して、ライフスタイルに合った一番安い講座を選ぶ』のがベストです。
資料請求は無料でできますので、必ず比較して講座を選びましょう。
自分が住んでる地域の資格スクールを調べて、ひとつずつ資料請求するのは手間だし時間もかかるので面倒ですよね。
通える地域の資格講座をまとめて資料請求できるこちら↓のサービスを利用するのがオススメですよ。
【初任者研修】↓無料の資料請求のお申し込みはこちらをクリック
>>一番安く!介護職員初任者研修の資格を取る【資料請求/無料】
【実務者研修】↓無料の資料請求のお申し込みはこちらをクリック
>>一番安く!実務者研修の資格を取る【資料請求/無料】
【資格を取って転職を有利に進めよう】
○無資格はダメ?未経験者が介護士に転職する時に資格取得をオススメする3つの理由
○給料アップ!未経験者が介護士に転職する時に有利な資格
○介護の資格から考える介護士のキャリアプラン
○初任者研修と実務者研修の違いはコレ!未経験者、経験者へのオススメは?
○最安で大丈夫?最適な「初任者研修」「実務者研修」講座の選び方
【介護の転職活動のコツを知り、良い職場を見つけよう!】に戻る
この記事のコメント