最短で合格ゲット!ケアマネ試験の効率的な勉強方法を教えます

2017年10月8日に行われた第20回ケアマネ試験を受験して、合格しました~!

丸顔ヒデ
めっちゃうれしい♪

ケアマネ試験の合格通知

忙しい仕事の合間をぬって勉強をしていましたが、予想以上に高得点での合格。
どのような勉強方法でどのくらいの量を勉強して試験にのぞんだのかをご紹介します。

まずはケアマネ(介護支援専門員)試験について詳しく知ろう

カレンダー
ケアマネ試験の受験を決意したら、試験の概要を確認しましょう。

どうやったらケアマネになれるのか、受験資格はあるのか、試験の日程や費用はどうなっているのかを知って今後の計画を立てましょう。

ケアマネ試験の正式名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」

みなさんは、ケアマネ試験の正式名称をご存知でしょうか。

正式名称は「介護支援専門員実務研修受講試験」といいます。
実は、ケアマネ試験って「介護支援専門員(になるための)実務研修(を)受講(する権利を得るための)試験」なんですよ。

試験に受かるだけではダメ!?ケアマネジャーへの道のり

残念ながら、試験に合格するだけではケアマネにはなれません。
「介護支援専門員実務研修受講試験」という名前が示す通り、試験に合格した後で実務研修を修了して、初めてケアマネになれるんです。

【ケアマネ資格取得までの流れ】
受験資格を得る

ケアマネ試験を受験する

試験に合格する

ケアマネ実務研修を受講する

研修を修了する

介護支援専門員名簿に登録

介護支援専門員証の交付

といったプロセスを経てケアマネ資格をゲットすることができます。

丸顔ヒデ
難易度の高い試験に合格するだけでなく、研修まで受けないといけないなんて大変ですよねー。

2018年(平成30年)10月の第21回ケアマネ試験から受験資格が改定される

次回、2018年(平成30年)10月に行われる第21回ケアマネ試験から受験資格が変わります。

【受験資格】
・『国家資格等に基づく業務に従事する者』もしくは『相談援助業務に従事する者』
・その期間が通算して5年以上であり、かつ、当該業務に従事した日数が900日以上であること

.
ここでいう国家資格とは「医師・歯科医師・薬剤師・保健師・助産師・看護師・准看護師・理学療法士・作業療法士・社会福祉士・介護福祉士・視能訓練士・義肢装具士・歯科衛生士・言語聴覚士・あん摩マッサージ指圧師・はり師、きゅう師・柔道整復師・栄養士(管理栄養士含む)・精神保健福祉士」のことです。
.
また、当該業務従事期間は、当該資格の登録日以降の期間であること。当該資格を有していても、要援護者に対する直接的な対人援助ではない業務(教育業務、研究業務、営業、事務等)を行っている期間は、実務経験には含まれません。
.
『相談援助業務に従事する者』については、こちら(pdf)を参照ください。
(参考:東京都福祉保健財団)

簡単に説明すると、今までは、介護士として働いた経験が5年以上あって、その間に「介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士、社会福祉主事任用資格」を取得していれば受験資格を得ることができていました。

しかし、これからは介護福祉士の資格を取得して登録をしてから5年間の実務経験がないと受験資格が得られません。
介護の現場からケアマネを目指すには、実務経験3年と実務者研修の資格を取ってから介護福祉士を取得。そこからさらに5年間の実務経験を経る必要があるので最短でも合計で8年間かかります。
これはかなり大変になりましたねー。

受験資格には細かい規定がありますので、詳細は受験地となる都道府県にお問い合わせください。

ケアマネ試験の日程と資格取得にかかる費用

受験資格があることを確認したら、ケアマネ試験の日程と費用について見ていきましょう。

ケアマネ試験の実施主体は各都道府県ですので、試験日と合格発表日以外は都道府県ごとに設定されます。

試験日時毎年1回/10月上旬の日曜日 10時から
受験申込期間5~8月 ※都道府県による
試験会場大学などが多い ※都道府県による
合格発表11月下旬

費用についても同様で、都道府県ごとで違います。

受験費用6600~9200円
実務研修受講費用20000~75000円
参考書8856円 ※僕の場合
模擬試験8400円 ※僕の場合
受験講座受講せず ※僕の場合

特に実務研修の受講費用は都道府県によって差が大きいですね。研修を受ける都道府県は自分で選べないのであきらめるしかありません。

僕が試験勉強で使用した参考書(問題集)と模擬試験については、のちほど詳しく説明しますね。

自分の実力と合格ラインを知って目標を設定しよう

試験までの期間を把握したところで、試験の内容に入っていきましょう。

受験資格からもわかるように、ケアマネジャー(介護支援専門員)という資格は、介護に関する資格の中でも上位です。
当然、試験問題も難しいですね。

合格率は13.1%!介護福祉士と比較するとケアマネ試験の方が難易度は高い

ケアマネ試験の過去5年間の合格率は、おおむね13~19%で推移しています。
介護福祉士の試験の合格率は60%前後ですから、問題の難易度はだいぶ高いといえますね。

ケアマネ試験 受験者数、合格者数、合格率の推移

僕が、最初にケアマネ試験の過去問をやった時「これはしっかりと勉強しないと合格できないな」って感じました。
介護福祉士の問題に比べて、日頃の業務での経験を活かして解答できる問題や常識的に考えてわかるでしょって問題が少ないんですよね。

特に「介護支援分野」という領域の介護保険制度の内容を問う問題は、初めて知る用語も多くて理解するのに苦労しました。

試験内容と過去の合格基準点から目標を決めよう

試験の内容についても確認していきましょう。

出題方法出題は五肢複択方式。解答はマークシート方式
試験時間120分(午前10時から12時まで)
試験の内容介護支援分野、保健医療サービス分野、福祉サービス分野
出題数60問(介護支援分野25問、保健医療福祉サービス分野35問)
合格ライン7割程度の正解率を基準として、問題の難易度で補正される

ケアマネ試験の出題方法は、五肢複択方式です。
5つの選択肢の中から2~3つの正解を選ぶ問題が出題されます。

【例:第19回 問題1】
介護保険法第1条又は第2条に規定されている文言はどれか。3つ選べ。
1 自立した日常生活
2 要介護状態等の軽減
3 医療との連携
4 利用者主体
5 介護の社会化

といった感じです。(正解は 1○ 2○ 3○ 4× 5×)

試験時間は120分。問題数が60問なので、1問2分で解答していくことになります。
実際に過去問を解けばわかりますが、解答時間には余裕があると思います。
そこまで考えて答える問題はないですからね。覚えているかどうかです。

僕は、本番の試験で50分余った状態で一通り解答を終えました。そこから微妙な問題をもう一度考えたり、見直しの時間にあてたりしました。

試験問題の内容は、「介護支援分野、保健医療サービス分野、福祉サービス分野」という3つの分野に分かれています。
・介護支援分野(25問):介護保険制度と介護支援サービスなどについて
・保健医療サービス分野(基礎15問、総合5問):高齢者の疾患、介護技術、検査などの医学知識、保健医療サービス各論について
・福祉サービス分野(15問):相談援助、福祉サービス各論、他制度などについて

2014年の試験までは、保有資格によって解答免除がありましたが、現在はありません。
受験者の全員が、60問全てに解答することになっています。

肝心の合格ラインですが、「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野(保健医療サービス分野と福祉サービス分野の合計)」それぞれに合格点が示されます。

「7割程度の正解率を基準として、問題の難易度で補正される」となっていますので、

介護支援分野(25問)×7割=17.5点
保健医療福祉サービス分野(35問)×7割=24.5点

がひとつの目安となります。
「介護支援分野」と「保健医療福祉サービス分野」の両方とも合格基準点を超えている必要があります。

過去5年間の合格ラインは以下の通りです。

介護支援分野保健医療福祉サービス分野
第19回13点22点
第18回13点25点
第17回14点25点
第16回15点26点
第15回15点22点

介護支援分野では、先ほど紹介した7割の基準よりは低い点数が例年の合格ラインとなっていますね。

※僕が受験した第20回の合格基準は【介護支援分野:15点 保健医療福祉サービス分野:23点】でした。

僕は、この傾向を見て、介護支援分野では17点、保健医療福祉サービス分野では27点を目標に定めて勉強を進めていきました。

【体験談】試験対策は過去問と予想問題と模擬試験をひたすらやっただけ

試験勉強
ここからは、僕が実際に試験勉強として行った内容をご紹介します。

実際に使用した3つの教材と在宅での模擬試験はコレ

介護福祉士の試験勉強では、ユーキャンの教材を使用しました。
解説がわかりやすかったので、今回のケアマネ試験でもユーキャンの教材にお世話になることに。

何はともあれ過去問です。

過去5年分の過去問が載っており、問題ごとの解説と巻末には資料集がついています。
過去5年問題集

しかしこの短い解説では理解しきれないことが多く、参考書(教科書)として速習レッスンを買いました。

この速習レッスンを使うことで、かなり理解度は上がりましたね。絶対に必要でした。

この過去問を全てやった後、まだ目標の点数に到達できず勉強が足りなかったので予想問題集も買いました。

勉強に使ったのはこの3冊だけです。

・過去5年問題集
・速習レッスン
・徹底予想模試【模試3回+テーマ別180問】

ケアマネ試験対策に使った本3冊

実は、昨年ケアマネ試験を受けた同僚からたくさんテキストを譲り受けてはいたんですが、結局1冊も使いませんでした。
1点が合格と不合格を分けると思ったので最新の本を使いたかったんですよね。

それから、いろいろな企業が教材を出していますが、使うメーカーはそろえた方が絶対に良いです。
どのメーカーでも問題集と参考書がリンクしやすいようになっていて、これが勉強の効率を上げるために重要になります。

続いて、模擬試験。
模擬試験は、中央法規の在宅受験2回セットにしました。
中央法規の模擬試験を選んだ経緯もいちおうお伝えしますね。

ケアマネの模擬試験をネット検索すると5つヒット。
表にまとめました。

中央法規会場受験(試験後にポイント解説あり)第1回のみ10800円
第2回のみ10800円
第1回、第2回セット19440円
在宅受験第1回のみ5400円
第2回のみ5400円
第1回、第2回セット9720円
東京アカデミー会場受験第1回のみ3000円
在宅受験第1回のみ3500円
資格の大原会場受験(試験後にポイント解説あり)第1回のみ10000円
第1回、第2回セット15000円
ユーキャン在宅受験第1回のみ6900円

※この他にニチイまなびネットがあったのですが、中央法規の模試と同じ問題を使用して料金も同じなため除外しました。

模擬試験を行う理由は、実力の確認と試験問題を解くペース配分を確認するためです。
より本番に近い雰囲気を味わうなら会場受験が良いのですが、時間のコストなどを考えると、そこまでしなくて良いかなと僕は考えました。
ですので在宅受験に決定。

ユーキャンのテキストを使うので模試もユーキャンが良かったのですが、申し込み締め切り日が6月30日で解答の提出締め切り日が8月18日と早かったので、ユーキャンの模試は除外に。
本番の1か月前くらいに模試をやりたかったんですよね。

東京アカデミーは、公務員や教員、看護師がメインで事業を展開しているので介護は弱いかなーと思って除外。

以上の流れで、業界でも実績のある中央法規の模試を受けることに決定。
絶対に一発合格したかったので2回セットを申し込みました。

1問1答の本やスマホアプリなどは、勉強の効率を考えて使いませんでしたね。

試験内容と出題方式から勉強方法を考える

問題を解きながら覚えるポイントを理解していくのがムダのない勉強法です。
実際に問題を解くことで、どの部分の違いが出題されやすいのかを知ることができます。

ケアマネ試験の出題方式は、すでにご紹介したように5肢複択です。
ほとんどの問題が「○○について正しいものはどれか。2つ(3つ)選べ。」というように出題されます。

【例:第19回 問題3】
地域包括支援センターについて正しいものはどれか。2つ選べ。
1 社会福祉法人は、設置できない。
2 老人介護支援センターの設置者は、設置できない。
3 医療法人は、設置できる。
4 公益法人は、設置できない。
5 市町村は、設置できる。

という問題だったら、地域包括支援センターの設置者が覚えるポイントになります。(正解は 1× 2× 3○ 4× 5○)

ここで大事になってくるのが暗記するのではなく理解すること
参考書を最初から順番に読んで、丸暗記するような勉強方法は効率が悪すぎるので、あまりお勧めできません。
どんどん問題を解きながら実力をつけていきましょう。

勉強期間と勉強量の目安

僕が、勉強をやり始めたのが6月末なんだけど、7月と8月はあまりできてなくて9月から当日まで思いっきり集中してやった感じですね。

どれだけ勉強したかは、以下の通りです。

・過去問 第19、18、17、16、15回
・模擬試験(中央法規/郵送) 2回
・模擬試験(ユーキャン) 3回
・予想問題 180問
・全ての問題で、間違えた問題の復習

これだけやっても、もうちょっと時間があればなーと思って試験当日を迎えました。
正直どれだけ勉強したらよいかは、個人差が大きいと思います。
現時点でもっている知識量や理解力が違いますからね。

「これなら合格できる」と思えるところまで勉強するべきなんじゃなんかな。
それが僕の場合は、だいたいこの量でした。

勉強をするタイミングは、休日にまとめてか遅番の前が多かったですね。
夜勤明けや仕事が終わった後などは、疲れちゃって集中力が高まらなかったので思い切って勉強しないことにしました。

生活が不規則になりやすい介護の仕事をしながら勉強時間を確保するのは大変なので、効率を考えるのが大事ですね。
時間を掛ければいいってものでもないですから。

勉強の進め方についてもっと詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。

ケアマネ試験に一発合格するまで【どんな内容】を【どれだけ勉強したのか】ご紹介します。

(おまけ)それでも不安な人は受験対策講座を検討しよう

ケアマネ試験は難易度も高く、教本だけでは理解するのが大変な問題も多いです。
合格に万全を期したい方は、ケアマネ試験の受験対策講座を検討してみてはいかがでしょうか。
ポイントを押さえた勉強と最新の情報を得ることが出来ると思いますよ。

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勉強で活用した参考資料

文章で覚えるよりも、図や実物を見た方が記憶に残りやすいです。
ケアマネの過去問などで出てきた書類は、できるだけ検索して探しました。
よろしければ参照ください。

主治医意見書

(第19回 問題16、17)
主治医意見書は、認定調査結果と合わせて要介護認定の判定に使用されるものです。
様式は全国一律。
主治医意見書1
主治医意見書2枚目

介護予防の基本チェックリスト

(第19回 問題18)
介護予防の基本チェックリストは、介護予防ニーズについて支援を必要としているかを判断するリスト。

愛媛県今治市のが、シンプルで内容が理解しやすいです。
介護予防の基本チェックリスト

北海道紋別市のは、項目ごとの解説もあります。

課題整理総括表

(第19回 問題19)
課題整理総括表は、モニタリングを行う際に使用されます。
厚生労働省によって活用が促されているが、使用は義務づけられていません。
課題整理総括表

介護予防サービス・支援計画書

介護予防マネジメントに関する様式や記入の手引き(今治市)
http://www.city.imabari.ehime.jp/kourei/center/008.html

マークシートがあると便利

意外と見つからないケアマネ試験用のマークシート。
これを使って問題を解いていった方が勉強の効率が上がります。

5肢複択は、解き方が独特。
確実にマルとわかるものにはマルをして、確実にバツとわかるものはバツをして、あとは悩むのが基本的な解き方ですね。
確実に正誤がわかる問題を少しずつでも増やしていくのが得点アップのコツです。

意外と見つからなかったケアマネ試験用のマークシート。

↓ダウンロードはこちらからどうぞ。
ダウンロード

ケアマネ試験のマークシート

まとめ

「絶対に1発合格する」と決意することから僕のケアマネ試験の勉強はスタートしました。

まずは決意すること。
それから目標を定めましょう。

目標を定めたら、そのレベルに達するまで問題を解きまくる。
どれだけ勉強したらいいかは人それぞれだけど、真剣に問題を解いた分だけ合格が近づきます。

精神的にも肉体的にも疲れる仕事をしながら勉強していくのは大変ですよね。
僕の場合は、ツイッターに勉強の進み具合をつぶやいていたので、フォロワーさんからのいいねやリプライに励まされました。

みなさんも心のよりどころになるものがあると勉強がはかどるかも知れません。
僕(@marukaigo)でよければ協力しますよ(笑)

この記事を読んだ一人でも多くの人が良い結果を出せることを心から願っております。

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この記事を書いた人
ヒデ(@marukaigo)
30代、男性
ユニット型特養で働いてる介護福祉士
介護業界6年目、ユニットリーダーやってます
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