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【介護なんでもQ&A】社会問題の質問

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当サイトのYouTubeチャンネルで、『YAHOO!知恵袋でベストアンサーを狙ってみた』という企画をやっています。
そこで答えた質問をジャンルごとに並べてご紹介します。

介護サービスの不足

高齢化社会で介護サービスが不足しています。いま私たちにできることは何か?

Q
高齢化社会が進むなかで、介護施設が少なくなっています。
その背景には介護施設を増やすペースより高齢化が進む方が早いということや、介護職の人材不足があります。
今、私たちには何が出来るのでしょうか。
回答よろしくお願いします。
A

とても壮大な問題ですね。
わたしが考えられたことは以下の2つです。

・健康寿命を延ばすこと
・より多くのお金を稼ぐこと

医療や介護の力をできるだけ借りずに天寿を全うできる人が増えたら、介護サービスの負担は軽減されますね。
そのためには健康寿命を延ばすことが重要です。
どうしたら健康寿命を延ばせるのか、わたしの中の1つの答えは趣味や生きがいを見つけて長く楽しむことです。
これが正解かはわかりませんが、日々の生活を豊かにすることが健康寿命を延ばすことにつながると考えます。

介護サービスは、税金と介護保険料と自己負担によって賄われています。
介護士の給料が上がらないのは、福祉にお金がかけられない、予算がないことが大きな理由です。
日本の税収が上がれば、福祉にかけられるお金も増えます。
税収を上げるには、みんながより多くのお金を稼ぐことが大事だと、私は考えます。

コロナ感染症の対応

介護施設でコロナ感染者が出たら、入居者さんはいったん家に帰る?

Q
介護施設で1人でもコロナの感染者が出た時って、入居している利用者さんは一旦家に帰ってもらって、施設自体を閉鎖して施設内の消毒をしたりするのですか??
A

ユニット型特別養護老人ホームで介護士+施設ケアマネをしています。

数か月前に、自分が働いている特養の入居者さん1名と介護士1名のコロナ陽性者が出ました。
その際は、入居者さんは居室隔離、介護士は自宅療養という対応をしました。2人とも症状は軽かったです。

特養の場合はご自宅での生活が難しい方が入居されていることがほとんどなので、帰宅してもらうのは現実的ではないですね。ほとんどの施設でも、同じ対応になるのではないでしょうか。

ちなみにうちの施設はデイサービスとショートステイが併設されています。いずれもコロナ陽性者が出た段階から状況が落ち着くまでは営業停止しました。
陽性者が出た場合は、保健所の指示に従うことになると思います。

介護施設でコロナ陽性者が出たらwebサイトなどで報告義務はあるのか?

Q
介護施設などで職員がコロナ感染したらWebサイト等で記載などの報告義務的なものは無いのでしょうか?
隠したいとは思いますが、どうなのでしょうか。
A

特別養護老人ホームで介護士+施設ケアマネをしています。

保健所へは報告義務がありますが、一般の方へは特にないのではないかと思います。
コロナ感染に限らず、情報はまわっていってしまうものです。
ですので、黙っていて他のルートからうわさ話で感染の情報を知るよりも、正直に現状を報告するほうが信頼を失わずに済むので、どの介護事業者も報告すると思います。

監視カメラ

介護施設ではユニットや居室に監視カメラはありますか?

Q
特別養護老人ホームで働いているんですけど、介護施設とかって、ユニットや居室とかに監視カメラってあるんでしょうか?
A

特養で10年ほど介護士をしています。
2施設経験があります。

現在の職場では、ユニットにはカメラがありますね。
居室はプライベートな空間なので、カメラはありません。
意味合いとしては監視というより、防犯の方が近いかもしれません。
まあ、カメラがあれば監視されているようには感じてしまいますよね。

ベッドの離床センサーなどもそうですが、様々なIT機器を活用して効率的にケアをしていきましょう。という流れになっているので、遠巻きな意味での監視というのは増えてくる傾向にあります。

入居者さんのプライバシーや人権の保護と、事故や不適切なケアの予防とのバランスを考えていくのが大事なのかなと思います。

特養の役割

特別養護老人ホームは生活復帰を念頭においてるんですか?

Q
特別養護老人ホームは生活復帰を念頭においてるんですか…?
介護職員実務者研修の問題を受けていたのですが、不正解が謎です(;_;)
Image
A

特養で施設ケアマネ+介護士をしています。

「指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準」の「第四章 運営に関する基準」の「第七条(入退所)4」で定められています。
『指定介護老人福祉施設は、入所者の心身の状況、その置かれている環境等に照らし、その者が居宅において日常生活を営むことができるかどうかについて定期的に検討しなければならない。』
https://elaws.e-gov.go.jp/document?lawid=411M50000100039

特養は、人生の最期まで生活できる施設ですが、入居者さんやその周りの環境にも変化はありますからね。在宅復帰の可能性は常にあるので居宅で生活できるか検討するのを忘れないでください。っていうニュアンスだと思います。
ただ、わたしも特養で働いていて、ご自宅で生活するようになった方はいらっしゃいませんね。実際問題としては、かなりレアなケースだと思います。

ひっかけ問題に近いですね。

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介護なんでもQ&A
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この記事を書いた人

●ユニット型特養12年目
●課長(特養、ショート、デイ、居宅、包括)
●元ユニットリーダー、施設ケアマネ
●介護認定審査員、介護福祉士実習指導者、技能実習指導員
●介護福祉士、介護支援専門員

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