「介護職員2015年度から月1万円賃上げ」って本当ですか?

みんな大好きお給料の話。
2014年9月28日(日)日経新聞朝刊に一面トップにて「介護職員15年度賃上げへ 政府、月1万円程度目指す」という記事がのりました。

介護現場で働く僕にとってはジャーストミートな記事。
でも、手放しで喜べないのも本音としてあります。
政府が方針を定めたところで、それが実現するかは個々の会社しだいであることが大きいからです。
この記事から、いったいどういうことがわかるのか紐解いていこうと思います。

介護業界の現状

まずは前提として介護業界の現状を書いていきます。
よくニュースなどでも報道されていますのでご存知の人も多いとは思いますが、こちらのグラフをご覧ください。
shinbun20140909
新聞に掲載されていたグラフですが、介護業界は他の業界と比較して

  1. 賃金水準が低い
  2. 有効求人倍率が高く、人材不足
  3. 離職率が高い

といったことがわかります。
今後、さらなる高齢化が進む日本において介護業界の人材難は深刻な問題となっています。
それを賃金の引き上げによって改善しようというお話です。

職員の給料は介護報酬で決まる

介護施設の収入は主に介護報酬によって決まります。
その収入によって職員の給料が決まっていくわけですね。

その介護報酬ですが、3年に1度改定することになっています。
今度の改定は2015年度なので賃上げが話題になってきたわけですね。

処遇改善加算が上がる

今回の改定で上げようとしているのは「処遇改善加算」といわれるものです。
「処遇改善加算」は介護事業者が職員の給与を引き上げる原資となるもの。

単純に介護報酬を上げたのでは、介護事業者が潤うだけになってしまいかねないので「処遇改善加算」を上げようとしているのでしょう。
賃金以外に払う介護報酬は抑えて、社会保障費の増大を防ぐ狙いがありそうです。

で、僕の給料は上がりますか?

この介護報酬の加算の改定では、対象を昇進・昇給ルールを盛り込んだ賃金体系を整えた事業者に限定するみたいですね。
実際に事業者が加算部分を基本給に反映させたかなどを点検する事ことも検討しているようです。
ただし、事業者によって取り組み方はそれぞれで、毎月の基本給を上げずにボーナスや手当で対応しているところも多いようです。

結局は、事業者のさじ加減しだいなんでしょうね。
うちの施設は基本給上げてくれるのかしら。
実際に僕の給料がどうなったかは、時期が来たらこのブログでご報告しますね。

追記(2015年6月)/給料上がらなかったー!

ショックです。
うちの施設では処遇改善加算は夏のボーナスでまとめて支給されるのですが、これは前年度分の処遇改善加算だったんですね。
なので、給料が上がる(かもしれない)のは2016年の6月ということでした。

↓特養で働く僕の給料を公開しています。
ちょっとまて×2お兄さん、介護の給料安いですのん?介護福祉士の給料2015年度

まとめ

まあ、給料が月1万円上がるのはうれしいことですが、上がったところで介護業界の現状は何も変わらないだろ。ってのが本音ですね。
上でのせたグラフにあったように、産業界の平均月給が32.4万円なのに対して介護職員の平均月給は23.8万円ですから、その差額は1万円の増額では到底埋まりません。

ただでさえ、きついと言われる介護業界ですからね。せめてそれに見合った報酬を期待したいです。
まあ、そのお金はどこからくるのかというと社会保障費なわけで、そう簡単にはいかないですよねー。

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この記事を書いた人
ヒデ(@marukaigo)
30代、男性
ユニット型特養で働いてる介護福祉士
介護業界6年目、ユニットリーダーやってます
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