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最短で合格ゲット!介護福祉士試験の効率的な勉強方法を教えます

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2015年1月25日に行われた第27回介護福祉士国家試験を受けてきました。
午前中が61点で午後が38点の合計99点(満点120点中)で合格となりました!(実技試験は講習を受けて免除)

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ
一発合格、うれしい!

介護福祉士国家試験結果通知書

介護の仕事をしながら効率的に勉強したつもりだったので、この結果はめっちゃ嬉しいです。

この記事では、僕がどのように筆記試験の勉強をしていったのかをご紹介します。
次回行われる試験もその時と大きく変わっていないため、これから受験する人にも参考になると思います。
※変更点は随時追記、修正しています。

介護福祉士になるには?介護福祉士国家試験について知ろう

介護福祉士試験の基礎知識
まず初めに、介護福祉士国家試験について調べました。
試験の概要がわからなければ対策が立てられませんからね。

介護福祉士国家試験の日程と費用

介護福祉士国家試験は、1年に1回のみで、筆記試験は1月下旬の日曜日に行われます。
介護福祉士の試験日カレンダー
第35回の筆記試験は、令和5年1月29日(日曜日)
実技試験は、令和6年3月5日(日曜日)
※実務者研修を修了している人は、実技試験が免除。
合格発表は、令和4年3月24日(金曜日)

そして次回、第36回の筆記試験は令和6年1月下旬。
例年のスケジュールから予想すると1月28日(日曜日)が有力です。
申し込みの受付期間は、令和6年8月上旬から9月上旬。

詳しくは社会福祉振興・試験センターのサイトで確認してください。

これで試験日までの期間がわかりましたね。
次に、受験に関してかかる費用です。

受験手数料 18380円
登録免許税 9000円(収入印紙)
登録手数料 3320円
合計 30700円

登録免許税と登録手数料は合格した後に払う必要があるお金ですね。
これは必要最低限ですので、この他に勉強で使うテキストや模擬試験、試験対策の講座を受ける人はその費用もかかってきます。

受験資格の確認

介護福祉士の試験を受験するには、介護などの仕事を3年以上経験した実務経験が必要です。
そして、平成29年に行われた第29回からは実務経験3年に加えて実務者研修が修了していることが義務付けられています。(実務経験3年のみで受験できたのは、平成28年に行われた第28回の試験まで)
介護福祉士の受験資格
↓これから実務者研修を取る人はこちらの記事もどうぞ。

最安で大丈夫?最適な「初任者研修」「実務者研修」講座の選び方
資格取得のためのお金は出来るだけ安くしたいですよね。できるだけ安く資格を取る方法と、なぜスクールによって受講料に差があるのか、最安値の講座を選んで問題ないのかをお伝えします。

一番安い!実務者研修の資格取得【資料請求/無料】

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実務経験は、完全に無資格の状態から数えて大丈夫です。初任者研修や実務者研修が終了した後から3年間の実務経験が必要なわけではありません。

介護福祉士の受験資格が変更された理由は?受験者と合格者の減少は問題ないのか
介護福祉士の資格は、今後さらに取得することが難しくなっていくでしょう。それだけ資格の価値を高めたい、質の高い介護士を増やしたいというあらわれですね。

ケアマネの受験資格も介護福祉士などの国家資格を取得してから5年の実務経験に変更になっており、年々ハードルが上がっています。
資格の価値を高めて介護士の質を上げようとしている流れですね。

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ
受験資格を得るのも大変ですね

試験内容と合格ライン(合格率)の推移から目標を設定する

介護福祉士の筆記試験は5者択1の選択問題のみで、マークシート方式になります。
細かい数字などは覚える必要がなくて、概要をつかんでいれば解ける問題がほとんどです。

【例:第29回 問題2】
障害児・者に対して,ノーマライゼーション(normalization)の理念を実現するための方策として,最も適切なものを1つ選びなさい。
1 障害の原因となる疾病の完治を目指して治療すること
2 障害種別ごとに,同じ職業に就くことができるように訓練すること
3 障害児と障害者が一緒に施設で暮らすこと
4 普通の生活環境に近づけること
5 障害者の経済的水準を一定にすること

といった感じです。(正解は4)

筆記試験の合格基準は、

(1)問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者
(2)試験科目の「10科目群」すべてに得点があった者(1群でも「0点」があったら不合格)

となっています。
(2)はあまり気にしなくても大丈夫です。各科目群の中で1~2問は誰でもわかるようなサービス問題がありますから。

筆記試験は1問1点、午前が68問の午後が52問で合計が120点です。
その総得点の60%程度が合格基準なので72点前後が合格ラインとなります。
※平成29年1月に行われた第29回の試験からは、問題数が5問増えて合計125点になりました。
合格基準は変わらず総得点の60%程度なので、75点前後が合格ラインになりますね。

ちなみに、ここ5年間の合格ラインと合格率は、以下の表のとおりです。

合格ライン 合格率
第31回 72点 73.7%
第32回 77点 69.9%
第33回 75点 71.0%
第34回 78点 72.3%
第35回 75点 84.3%

ここ5年の傾向を考えると、125問の内80問正解できれば確実に合格できると考えていいでしょう。
これを知って僕の目標は「80点」に決まりました。

【注意】第29回試験からの変更点

前述のとおり、第29回試験から問題数が5問増えて125問になります。
それに伴って試験時間も10分増えて3時間40分になります。
午前中が10:00~11:50、午後が13:45~15:25となっています。

増えた5問の領域は「医療的ケア」で、「医療的ケア実施の基礎」「喀痰吸引(基礎的知識・実施手順)」「経管栄養(基礎的知識・実施手順)」について出題されます。

介護施設などでは重度化が進み、医療ニーズの高いご利用者さんが増加しており、介護士が出来る医療行為を増やしていこうという流れになってきています。
このような現状を考慮した問題が増えたということですね。

つまり、介護福祉士には今まで以上に医療的な知識が求められる時代になってくるということが、試験問題からも読み取ることが出来ます。

参考 知らないうちに犯罪者?介護職がやっていい医療行為を知って自分の身を守ろう

(実技試験は介護技術講習を受けて免除)

【注意】
この介護技術講習は、平成27年度/第28回の試験までとなります。
平成28年度(第29回)以降に国家試験を受験される場合は、受験資格として「実務経験3年以上」に加え「実務者研修」の修了が必要となります。
実務者研修を修了した方は実技試験が免除になります。

僕が試験を受けた時は実技試験がまだあったので、介護技術講習を受けて免除にする方法を選びました。

介護福祉士試験の勉強計画を立てよう

計画的に勉強しよう
さて、筆記試験の目標が80点に決まったので、勉強の計画を立てることにしました。
が、まだ自分の実力がわからないことに気がつきました。

実力を知る方法は、本番形式の過去問か予想問題(模擬試験)を解くのが良いです。

まずは過去問か予想問題をやって自分の実力を知り、いつから勉強するか決めよう

僕は、資格と言ったらユーキャンだろってことでユーキャンの予想問題集を買うことにしました。
買った本はこちら(実際に買ったのはこれの2014年版)↓

発売日を見ると5月になっていたので、5月まで待って最新版が出たら買おうと思い、それまで勉強は放置しましたw
5月になって最新版が出たのでそれを買いました。が、後々になって気づいたのですが、僕が買った本はなんと1年前の版。どこで間違えたんだろう。(しかもそれに気がついたのが試験前日…。)
でも全く問題なかったですけどね。試験問題の傾向ってそうそう変わりませんから大丈夫でした。

さっそく予想問題を解いて答え合わせをすると68点。たまたまかもしれませんが、勉強しなくてもそこそこ正解することが出来ました。
で、僕は試験2か月前まで勉強を放置することになるのですが、ここで何点取れたかで勉強計画を立てましょう。

一般的な勉強期間の目安はこんな感じでしょうか。

60点未満 6ヶ月~1年
60~80点 2~3ヶ月
80~100点 1~2か月
100点以上 勉強なしでOK?

1ヶ月間でどれだけ勉強できるかによっても変わってきますので、参考程度にお考えください。

過去問も発売されています。
↓こちらの本でも良いですね。

勉強せずにある程度の点が取れる人もいるかも

介護福祉士の試験は、普段の業務での経験や知識を使って解答できる問題が多くあります。
そのため、勉強せずにいきなり模試をやっても点が取れたのだと思います。

普段の仕事の中で気になった事があるとすぐ調べて自分の知識を増やしていったのが良かったんですね。
このご利用者さんはどのタイプの認知症だろうとか、レビー小体型だから幻視があるのかなとか、尿量が減るとバイタルサインにどんな変化が現れやすいのかとか。気になった事はすぐに調べていたのが良い結果につながった理由ですね。

まず、過去問を一度解くことで、普段の業務の中でもこれは試験に出るかもしれないといった感覚で仕事をすることができます。
実際に関わったことがある事例だと知識も身に付きやすいので、やはり早めに勉強を開始するのが良いですね。

勉強計画の立て方

大まかな勉強計画としては、

テキストや予想問題などで勉強する→模擬試験をする

という感じで、勉強した結果を模擬試験で確認するって流れがおすすめです。

自分の場合は、模擬試験をやって勉強を放置した後、11月末ごろから「ちょこちょこ予想問題をやる→わからなかった問題の復習」を1か月間ひたすら繰り返しました。
それから試験本番の1か月前にもう一度本番通りのスケジュールで模擬試験をやって自信を深めました。

一問一答の本も買ったのですが、ほとんどやらなかったですね。
イマイチ問題を解くときの集中力が高まらなくって。たぶん出題形式が本番と違うからじゃないかと思います。

無料の過去問アプリで隙間時間を活用しよう

僕はある程度まとまった時間を取って勉強を進めていたのでスマホアプリを使用しませんでしたが、ちょっとしたスキマ時間を活用したい人には良いかもしれません。

いくつか実際にダウンロードして試してみました。
↓こちらのアプリが圧倒的に使いやすくオススメです。

介護福祉士暗記カード+過去問徹底対策(解説付き)

介護福祉士暗記カード+過去問徹底対策(解説付き)
開発元:Toshichika Yamashita
posted withアプリーチ

過去問の出題モードが「開催別(年度ごと)」「分野別」「弱点克服(最近間違えた問題、間違えランキング)」から選べる。
それぞれの出題モードでさらに「未回答のみ」「ランダム出題」から出題方法を選べる。もちろん最初から順番に解くことも可能。回答後に簡単な解説もあります。もちろん無料。
残念な点は、iPhoneアプリがないことですね。
とにかくデザインが見やすく、直感的に使いやすいです!

その後の勉強方法

模擬試験を解くと、理解できる問題とわからない問題がはっきりしていることに気がつくと思います。
事例問題や、実際のご利用者さんに関係するような認知症などの疾患の問題は理解しやすいですよね。
逆に法律の問題や、介護や障害者福祉の歴史に関する問題は全然わからなかったりします。

ですので、模擬試験をやって点数が低かった人はテキストを一通りやって全体的に点数を底上げするのがいいです。
ある程度点数が取れた人は、苦手なところを重点的にやる方がさらに点数を伸ばせると思いますね。

僕は、模試の結果で単元としては午前中の試験範囲である「社会の理解」と「介護の基本」が苦手なことがわかったので、そこを重点的に勉強しました。

模擬試験をやることの利点

模擬試験をやるといいことがたくさんあります。

・自分の実力を知ることが出来る
・五者択一の解き方がつかめる
・回答していくペース配分をつかめる
・マークシートに慣れる

自分の実力を知ることが出来るのはすでに書いた通りですが、問題を回答していくペース配分をつかむことが出来るのは重要ですね。
僕が最初に模試をやった時は午前の試験が時間ぎりぎりでした。
わかる問題をサクッと回答することで、最終的には30分以上余るようになりましたけどね。

絶対に一発合格したい!ひとりで勉強するのは自信がない人は受験対策講座を検討しよう

とはいえ「一発勝負の試験は不安だから万全を尽くしたい」という人もいらっしゃるでしょう。
そんな人は、介護福祉士試験の受験対策講座を検討してみてはいかがでしょうか。
受講費用はかかりますが、ポイントを押さえた勉強と最新の情報を得ることが出来ると思いますよ。
何より勉強する時間が半強制的に確保できるのが良いですよね。

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まとめ:チェックリストを活用して頭を整理しよう

介護福祉士試験の受験を決意したら、まず模擬試験(過去問)をやることが効率よく試験勉強を進めていく近道です。
意外と良い得点が取れるかもしれませんよ。
それに加えて問題の傾向をつかむことで、普段の仕事が試験勉強にも生かせるようになっていくでしょう。

最後に、この記事の内容を簡潔にまとめたチェックリストを作成しました。
頭の中の整理にご活用ください。

【ダウンロードは↓こちら】

介護福祉士試験チェックリスト

pdfファイルです。
印刷してお使いください。

Size: 104KB

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ
この記事を読んだ一人でも多くの人が良い結果を出せることを心から願っております。

第35回介護福祉士国家試験の合格基準

社会福祉振興・試験センターのホームページにて、第35回介護福祉士国家試験の合格発表が行われました。

第34回介護福祉士国家試験の筆記試験の合格基準点は「75点以上」でした。
前回は78点だったのでやや基準点が下がりましたね。

合格率は84.3%で、前回の72.3%から大幅にアップ。
80%を上回っており、さすがに合格率が高すぎると感じます。

丸顔ヒデ
丸顔ヒデ
よっぽど介護福祉士を増やしたいんだろうな

試験内容については、大きな変更はなかったですね。
第35回の試験問題と解答がアップされていますので、第36回の試験を受ける人は対策として解いてみるといいですね。

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この記事を書いた人

●ユニット型特養12年目
●課長(特養、ショート、デイ、居宅、包括)
●元ユニットリーダー、施設ケアマネ
●介護認定審査員、介護福祉士実習指導者、技能実習指導員
●介護福祉士、介護支援専門員

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